『空想の友人』という意味で、略して『IF』とも呼ばれます。
その名の通り、想像上の人物を指します。人物でない場合もあります。
『フレンド』と付いていますが、必ずしもイマジナリーフレンドとの関係は友達とは限りません。恋人や家族など様々です。
イマジナリーフレンドを持つ人は『IF保持者』と呼ばれます。
イマジナリーフレンドの同義語として、『イマジナリーコンパニオン(IC)』という言葉があります。こちらは『空想の仲間』という意味です。
意味はイマジナリーフレンドとほとんど変わりません。
イマジナリーコンパニオンと呼ばれる存在には次のような定義があります。
「目に見えない人物で,名前がつけられ,他者との会話の中で話題となり,一定期間(少なくとも数ヵ月間)直接に遊ばれ,子どもにとっては実在しているかのような感じがあるが,目に見える客観的な基礎を持たない。物体を擬人化したり,自分自身が他者を演じて遊ぶ空想遊びは除外する。」
つまり、この定義を元に考えると、
…はイマジナリーコンパニオンに含まれないということになるのですが、この定義を元に「イマジナリーコンパニオン(IC)」や「イマジナリーフレンド(IF)」という言葉を使っている人は少数です。
多くがこの定義を知らずにイマジナリーフレンド持ちを名乗っているので、「こんな定義があるんだな~」程度に気楽に受け止めてもらえれば良いです。