私は小5〜中1の頃、イマジナリーフレンドの親友がいました。
正確には自作の人形のPOなんですけどね。
学校ではこのチャムシップ現象により、仲の良い友達のペア?グループ?ができていて私がそこに入ろうとすると大抵ハブられていました。
その事から「こんな思春期を迎えたくない」とチャムシップを嫌っていましたが、少なからず憧れはあったと思います。
「(学校で)私にも仲が良い親友が欲しい。いつも一緒にいて価値観を共有できる人が欲しい。」このような悩みは小学校4年生〜中学生くらいまで持っていました。
私がうまく人とやりとりできないことや門限が厳しく帰宅後に遊べない日が続いたため、学校では親友と呼べる存在はできませんでした。
小4、小5と悩むのですが、小5のある日、妹が自分をイメージして幼稚園で作った人形を持って帰ってきたのです。
そして私はそこから人形とのチャムシップを思い付きました。
私は材料を買ったり集めたりして人形を作り、その人形と私で一緒に行動をしたり、時には自分の気持ちを代弁させることもありました。
他にもPOやイマジナリーフレンドはたくさんいましたが、その子だけが特別だと思っていました。
そのようなことは中1まで続きました。
POとチャムシップの関係にある間、その人形と一緒にいられる家庭内では満足でしたが、学校には連れて行けないため親友が欲しいという悩みはPOで解消できた訳ではありませんでした。
しかし、私とPOの間で結ばれた特別な関係は今でも良い思い出として心に残っています。