三・二五事件という衝撃的で悲惨な事件によって私とエレンちゃんには大きな心の傷が残りました。
ふとした時にあの日のことが鮮明に蘇ることはもちろん、私の場合は今まで我慢していたものが一瞬にして堪えきれなくなりましたし、エレンちゃんの場合はあの事件を期に他人に対して大きな警戒感を抱くようになりました。
エレンちゃんが単純性PTSD、私が複雑性PTSDというのに近いです。
「思念体は保持者の精神状態が影響される」とよく言われますが…あの事件がまさにそれを表していたのです。
これ、事件から数ヶ月経って冷静になってから気づいたのですが…
あの時エレンちゃんは一切悪口を言われていないのです。
あの投稿に書かれていた言葉は
私の同級生にはインスタにイマジナリーフレンドとのツーショあげてる女いてまじ怖いんよ、絶対ヤバイんよ
というものです。
「怖い」「ヤバイ」などと言われているのは全て私です。エレンちゃんについては直接は何も言われていません。