思念体ならLusse!

ゼロから思念体を作る

はじめに

At the first

こちらは外見や性格などの設定が一切無い状態から思念体を作り始めるという人向けになります。

少なくとも外見が決まっている場合や設定を作ってから思念体化したい場合は「既存のキャラから思念体を作る」をご覧下さい。

また、人形やぬいぐるみを元にして思念体を作りたいといった場合はPOの作り方をご覧下さい。

幼少期のイマジナリーフレンドを参考にする

ゼロから思念体を作る手段として、最も簡単な方法は「幼少期のイマジナリーフレンドができる過程と同じ過程を辿って生成する」という方法です。

幼少期のイマジナリーフレンドに関しては様々な論文があるのでそちらも調べてみる事をおすすめします。

ここでは、調べた内容と私の体験談・推測を簡単にまとめます。

イマジナリーフレンドが自然にできる要因

How are imaginary friend born?

私はこのことについて度々調べていますが、詳しいことははっきりとは分からないようです。
しかし、いくつかの有力な説はあるためこれらを解説していきます。

イマジナリーフレンドが現れやすい子供の特徴としては、

  • 物語をつくる能力が高い
  • 空想傾向が強い
  • 視覚像・聴覚像を生成しやすい

といった特徴が見られます。

これらは子供を対象として行われた研究なので生まれつきの能力であると言えますが、練習によって能力を上げることは可能です。

イマジナリーフレンドなど思念体の作り方としてあげられる文章は、多くが「そこにいると想像する」など想像力が高い人に向けられた文章になっています。
「想像しましょう」と言われて簡単に想像ができる人には本来「思念体の作り方」といったガイドは必要ありません。作り方を必要としているということは「どうやって思念体を作るのか分からない」、つまりそういった経験が無い人もしくはあっても忘れてしまった人ということを踏まえて說明していきたいと思います。

まず、このような人がいきなり何もない所に思念体をイメージするという行為はハードルが高すぎます。
大切なことなので何度も言いますが、いきなり思念体の姿の想像に挑戦するのではなく少しずつ慣らしていく事が必要です。

…と言っても、私は「思念体は見えなければいけない」とは思っていません。見えなくとも、コミュニケーション相手となれば思念体の役割を果たしていると考えています。

まずは「見ること」よりも「コミュニケーションを取ること」に重点を置いて練習しましょう。
見えることは必須ではありません。

なぜ思念体でないといけないのか

Why you need thought forms?

まずは、「自分には思念体が必要である」と認識する必要があります。
この認識によって思念体のことを強く意識できるようになります。

現実世界での友人関係に恵まれた人には難しいかもしれません。
「なぜ人間の友人ではなく思念体を必要とするのか?」
この答えをはっきりさせる必要があります。

思念体を持つ要因として「人間では満たせない要望を満たす」ということが挙げられます。
「人間相手ではできないけれど思念体相手ならできること」について考えましょう。テレパシーでの会話や心の中で繫がる感覚、裏切りのない信用…何でも構いません。それを強く「そうなりたい」と意識するのです。
そうすれば思念体の必要性を認識できるでしょう。

それでは作っていきましょう!

設定は後付けでOK

思念体の作り方を説明している多くのサイトでは、まずは設定を決めてから思念体化するという方法が書かれています。
しかし、私は逆の順番でやることを推奨します。

理由として、まず先に設定を決めてしまうと

  • 性格が合わないから別れたい
  • 設定がブレた事が受け入れがたい

といった問題が発生する場合があります。

その性格が実際どのように影響するかを予測できない内に設定をガチガチに固めてしまうと、後から「こんなものじゃなかった」と後悔することがあります。
そのため、はじめから性格を固定させずに色々なパターンで会話を試しながら自分にはどのような性格のパートナーが合っているかを模索していくことをおすすめします。

また、先に設定を決めるという作り方を推奨しているサイトでは「設定がブレてもありのままの姿を受け入れましょう」と書かれていますが、人によっては「キャラブレが気に食わない!」という人もいるでしょう。少なくとも私はその部類です。
それに性格が変わりうるものであるのならば、設定を決める意味は無いのではないかと感じます。

何より、はじめから細かな設定を作ってそれに沿って会話を進めるというのは意識する内容が多すぎて混乱する原因となります。
まずは会話のキャッチボールをスムーズにできることが重要で、個性は二の次だと考えています。
一人目の思念体を作る場合は、性格をあらかじめ細かく決めないで会話の練習を始めることをおすすめします。

そのため、はじめからモデルとなるキャラや人物がいる場合は話が別ですが(その場合はここではなく「既存のキャラから思念体を作る」の解説をご覧下さい)、思念体を作るために事前に設定を考える必要性はありません。
性格など内面的なものは会話を通して固めていき、外見は性格がある程度決まってきた際にイメージすることをおすすめします。

特にこだわりが無い場合、会話の前に決めておくことは名前と誕生日(迷ったら作成開始日)くらいで構いません。

憧れの存在を作る

最も簡単な別人の想像方法は、「実際に行動した自分」を自分自身として「本来はこうしたかった自分」を他者として認識することです。
この時、後者を自分ではなく「自分のやりたい事を実際に行動に起こしている人」として想像するのです。そして、その人を「憧れの存在」と神格化するのです。

このような思念体はEB(エターナルビューティー)と呼ばれます。
EBは思念体の中でも自分の理想のみで出来上がった存在なので、理想を抱く度にそれを実現している人として思い描くことで簡単に想像ができます。

大体の想像ができたら、次は会話をしてみましょう。
この際は「思念体と会話をしている」という感覚に慣れることが一番重要なので、とにかく「そうだよね」と共感するだけの会話で構いません。反対意見を言う、異なる立場を持った人について想像するのはもっとずっと先の話です。

この「そうだよね」と思念体が答えるだけの単調な会話がマンネリと感じてきた頃が、性格を考えるタイミングです。
大雑把に自分と似た性格にするか、反対の性格にするかの方向性を決めるだけで構いません。

前者の場合は好きなものなど大きな特徴を一つつけ足してみましょう。例えば「スイーツが好き」という設定を加えた場合は、買い物に行った時に「どれにする?」と聞いた時に「ケーキが欲しい」というような会話を想像するといった具合です。

後者の場合は、自分が理想と異なる行動をしようとした場合に「諦めてどうするの?」などと理想を実現できるように励ますなどと言った具合です。
この場合はやり過ぎると自己肯定感の喪失に繋がってしまうので、このような性格にする場合は頑張った時に褒めてくれるなどプラスな面も入れましょう。

POもおすすめ

ここまでは実体を持たない思念体の作り方について説明してきましたが、このような思念体の作成が難しい場合は『PO(Personified Object;人格を与えられた人形やぬいぐるみなど)』を作ることをおすすめします。