性格は曖昧ではなく具体的に決めましょう。
「優しい性格」「面白い人」などと大雑把に決めるだけではタルパの性格は想像できません。
「このタルパはとにかく優しい」「このタルパはとにかく面白い」など「とにかく○○だ」という印象ばかりが付いて具体的な行動をしているタルパにはなりません。
例えば「エジソンは偉い人だ」と聞いてエジソンが電球を発明したことを知らないと、とにかく偉いのは理解できるけど具体的な行動までは想像できないでしょう。それよりも「エジソンは電球を発明した人だ」と聞いた方がエジソンの行動を想像できるでしょう。
つまりタルパの性格の考え方としては「どんな印象か」ではなく「何をするか」を考えた方が良いのです。
優しいタルパを作りたいのなら、優しい人がどんな行動を取るのか想像する必要があります。
面白いタルパを作りたいのなら、面白い人がどんな行動を取るのか想像する必要があります。
そのためには人間観察が重要になってきます。
例えばパリピを見て「あんなに群がって騒いで何が楽しいのか分からない」と感じる人がパリピのタルパを作ることはできません。
タルパを作るにあたって、そのタルパと似たような性格を持つ人の心理を分析する必要があります。心理までは分からなくとも、最低限「こういう性格の人はこういう行動を取る」ということを分析する必要があります。
人がどういう心理でどういう行動を取るのか予測できない人もいるでしょう。
私もそういう人です。
自分で考えるのが難しいのなら、心理学者や哲学者が見つけた性格の分類を利用するのも一つの手です。
個人的には『MBTI』と『エニアグラム』がおすすめです。
MBTIは性格を「どちらの傾向があるか」で4項目調べて16タイプに分けたものです。
エニアグラムは人の持つ恐れやそこから生まれる欲求を9タイプに分けたものです。
性格を決めるのが難しいのならそれらのタイプを決めて、あとはその理論に沿って「このタルパは○○タイプだからこういう時にはこんな行動を取る」と予測するのもアリです。